オリゴ糖の種類

ポリフェノールとヤーコンのオリゴ糖

オリゴ糖の種類としてはフラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、乳果オリゴ糖、大豆オリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ラフィノース、キトオリゴ糖、パラチノース、環状オリゴ糖などがあります。

フラクトオリゴ糖について

フラクトオリゴ糖は腸内有用菌の活性化、虫歯の原因になりにくい、甘さが控えめ、低カロリーなどの特徴の他、便秘解消効果、高脂血症の改善効果、血糖値の抑制効果などの機能性を持ちます。

自然界にはヤーコンに天然フラクトオリゴ糖の形で特に多く含まれ、玉ねぎやごぼう、にんにく、バナナなどにも少量含まれています。

ガラクトオリゴ糖について

自然界には母乳などに含まれていて、乳糖をアルカリ処理して作ります。

キシロオリゴ糖について

自然界にはとうもろこしやたけのこに少量含まれていて、食物繊維に加水分解酵素を作用させて作ります。

乳果オリゴ糖について

牛乳の中に含まれる乳糖とサトウキビに含まれるショ糖を原料にして、酵素反応を利用して作られます。

大豆オリゴ糖について

大豆オリゴ糖は大豆に含まれているオリゴ糖類の総称で、一部が消化性のオリゴ糖です。

イソマルトオリゴ糖について

イソマルトオリゴ糖は一部が消化性のオリゴ糖です。はちみつやみそ、しょうゆ、清酒などに含まれています。

ラフィノースについて

ラフィノースは難消化性のオリゴ糖です。ラフィノースはビート(砂糖大根)から作られます。

キチンオリゴ糖・キトサンオリゴ糖について

キチンオリゴ糖とキトサンオリゴ糖はかに、えび、昆虫などの節足動物の外皮を構成する成分として知られるキチン・キトサンを原料として作られるオリゴ糖です。

パラチノースについて

パラチノースは砂糖を原料として作られるオリゴ糖です。微生物を利用した発酵などの技術により、砂糖からパラチノースを生産します。

環状オリゴ糖について

環状オリゴ糖は甘味料としては利用されず、品質の安定化や品質改善などの目的で利用されるオリゴ糖です。

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